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代表者インタビュー 成り立ちとこれから 1

Interview with the President

DATA2018/04/19

人や自然に感謝し、百年続く 企業として成長したい 人や自然に感謝し、百年続く 企業として成長したい

 土佐名物・鰹の藁焼きたたきをはじめ、豊かな山・海・川の恵みを素材とした料理を提供している明神丸グループ。
 創業時から受け継がれる「人に対する思いやり」の精神をもとに、お客様はもちろん、一緒 に働くスタッフや、水産・畜産・農業などに関わる一次産業従事者など、店舗運営に携わる関係者全員を幸せにする経営を目指しています。
 そんな明神丸を率いるのは、漁師、そして明神丸第1号店の店長などを経験してきた代表取締役社長 森下 幸次。
 現場の声がわかるからこそ、人に対する深い想いを持っている森下が、100年続く会社を見据えたビジョンを存分に語ります。

12年間にわたり漁師を経験 12年間にわたり漁師を経験

 高校を中退し、17歳で漁師に。すぐに想像以上に厳しい世界だという現実を突きつけられましたね。
 一度漁に出ると、数ヶ月は海の上での暮らし。
 日が昇るとともに1日がはじまり、日が沈むまでずっと仕事。
 鰹が釣れたら、新鮮さを保つために管理をするのも船では一番年下の私の役目でした。いや~大変でしたよ(笑)。
 乗っていた船の漁獲高は、毎年全国で1番や2番。とてもレベルの高い環境で、29歳までの12年間にわたり人生の修行期間を過ごしていました。
 このように漁師の世界だけを見てきた私ですが、自分の弟が漁師をはじめたタイミングで転機が訪れました。彼は体格もいいし、リーダーシップもあったのでメキメキと成長していきました。そこで、漁師の世界は彼に任せ、私は違う仕事や生き方にも挑戦してみようという気持ちが湧いてきたのです。

鰹の一本釣り漁 鰹の一本釣り漁

鰹の一本釣り漁

森下も当時乗っていた鰹船 第六十三佐賀明神丸 森下も当時乗っていた鰹船 第六十三佐賀明神丸

森下も当時乗っていた鰹船
第六十三佐賀明神丸